イチオシレビュー一覧

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これは未来を変える為に足掻く物語

  • 投稿者: 山下愁   [2020年 09月 15日 22時 57分]
今流行しているものと言えば「復讐」「ざまあ」系です。
主人公も友人から勧められて復讐系の本を読みますが、まあそれはそれは作者が「主人公に何か恨みでもあるのか?」と思うぐらいに悲惨な運命を辿る物語で……。

ある日、主人公は女の子を助けた拍子に異世界転生したが、なんと先程の復讐系の物語の主人公に転生していた!?
悲惨な運命を回避することは出来るのか?

結末を知っているからこそ抗う為に、あの手この手で回避しようと努力する主人公の姿が楽しめます。文章も読みやすく、テンポよく進んでくれます。
是非ご一読ください!

不遇主人公なら、覚醒を待たずに抗えよ! という作品

  • 投稿者: 退会済み   [2020年 08月 15日 16時 19分]
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この作品、「異世界転生」である点や「読んでいた物語の中への転生」という点においては、とても王道な異世界ファンタジーだと言えるでしょう。
ですが、そこに「ざまぁ」「追放」といった話を練りこんだことで、物語はワンステージ上への持ち込まれているように思いました。

言わゆる「読んでいた物語への転生」の場合、主人公が転生するのは破滅が待っているキャラであることが多いように思います。だからこその理不尽があって、立ち向かうわけですよね。
ですが、この作品はそうではありません。
主人公が転生するのは、覚醒が予定されているキャラなのです。
不遇の果てにある覚醒。これが明示されている中で、それまでの不遇を跳ねのけるために努力していく。昨今流行りの「ざまぁ」「追放」モノとも一線を画し、「不遇やら不幸なら覚醒する前に抗えよ!」的な感じて、最高に好きです。ぜひ御一読を!

未来を知っている世界への転生物語

  • 投稿者: 波 七海   [2020年 08月 13日 16時 06分]
テンプレから始まる異世界転生、しかし、今回は主人公が途中まで読んだ本の世界への転生。
1巻を読んでいるだけにアドバンテージがあるように感じるが、結局2巻が読めていないので、不幸の底が知れない恐怖がある。

だが、主人公が読んだ本は「復讐系」「追放系」「ざまぁ系」である。
これから主人公のアレスがどういう大逆転劇を見せてくれるのか楽しみだ。

しかも、もし幼馴染のエリンが助かるとすると、未来が変わって最早、本の内容は意味を成さなくなる可能性が高い。となると、ここからが作者さんの腕の見せどころとなるだろう。

あなたは、勇者の加護を持つ事になる少年アレスの数奇な運命を目撃する事になるだろう。

1章までを読んでの感想

  • 投稿者: 刺之宮   [2020年 08月 08日 15時 00分 ()]
 主人公アレスくんが、事前に把握している最悪の展開をどう打開していくのかというのは想像以上にワクワクしました。

 アルデさんという師匠を得て、1年間以上の修行を終えたアレスくんとエリンが、二人で協力して巨大な敵を斬り伏せるシーンなど、戦闘描写では手に汗握る展開が繰り広げられた1章でした。

 また、何故アレスくんの知っている情報と異なることが起きているのか、運命は本当に変えられたのかと気になることも出てきています。第2章も目が離せません!

カムシロ様のご活躍を微力ながら応援させて頂きます。
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