イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く本作は他の作品とは違う手法が幾つか見受けられます。
特出すべきは、兵を集める手法として銭で雇う傭兵を用いるのは良くあるのですが、むしろ本作は傭兵を否定して、乱取りに始まる戦国期の負の一面を書き上げているのです。
傭兵を雇えば自国の民の損失を防げますが、精強さに疑問が出ますし乱取りは防げないでしょう。しかし豊かな自国の民ならば、乱取りを行わないよう制御も可能となるのではと愚考します。
ご都合主義と避難される方もいらっしゃいますが、歴史学とは記録三割推測七割と申します。荒唐無稽な出来事もまた真実となる可能性がある学問です。まして、本作は学術書ではないのです。肩の力を抜いて、ゆっくり作者様の世界観に浸りましょう。
特出すべきは、兵を集める手法として銭で雇う傭兵を用いるのは良くあるのですが、むしろ本作は傭兵を否定して、乱取りに始まる戦国期の負の一面を書き上げているのです。
傭兵を雇えば自国の民の損失を防げますが、精強さに疑問が出ますし乱取りは防げないでしょう。しかし豊かな自国の民ならば、乱取りを行わないよう制御も可能となるのではと愚考します。
ご都合主義と避難される方もいらっしゃいますが、歴史学とは記録三割推測七割と申します。荒唐無稽な出来事もまた真実となる可能性がある学問です。まして、本作は学術書ではないのです。肩の力を抜いて、ゆっくり作者様の世界観に浸りましょう。
この作品は本当に面白い。痛快娯楽時代劇とタイトル通りのまさしくエンターテイメントした作品。実際の歴史では…というツッコミもありますが、劇なので多少史実と違っていてもそれは些細なこと。そしてこの作者の作家としての技量の高さにも驚かされます。文章は読みやすいし、話もわかりやすく読み手を意識してきちんと文章が書かれています。登場するキャラもそれぞれきちんと立っているし、物語の構成力も非常に高い。前のエピソードすら前フリに使い新エピソードに絡めて物語を描いていく構成には脱帽するばかり。この作者は物語の描き方がしっかりとわかっていて、尚且つ読者に読ませる水準に達したプロレベルの作家さんです。なろう系でここまできちんとエンターテイメントした作品が描ける方はそうは多くないので、この作品に出会えたのはまさしく行幸である!。ぜひ一読してみてほしい。先が気になってあっという間に読み終えてしまいますよ。
正にタイトル通り、痛快娯楽時代劇のお話。
主人公が領地をジワジワ成長させるサマに感銘を受け、家臣達も続けとばかりに心身共に成長していきどんどん読み進めていける作品です。
某歴史ゲームで最弱の武将と知られる“小田氏治”ですが、この作品ではそうはいきません。歴史知識を用いての内政から始まり最初の合戦の準備に至るまでは、当主自ら東奔西走。加えて最弱武将の名を覆す、その神懸かった力は家臣に民にと徐々に知られ、近隣の国々にも噂として流れて行きます。最弱の武将の行く末がどうなるのか、早く続きが読みたくなる作品です。
欠点を言えば、“痛快娯楽時代劇”を無視してやたらとケチを付ける害悪な読者に睨まれてしまったことですね。史実はこうだ他の作品ではこうだ、と偉そうに講釈を垂れるなら自分が作品として書き上げれば良いのに、ただただ「善意で教えてあげている」というスタンスの評論家を気取るゴミ屑共の多いこと多いこと。
主人公が領地をジワジワ成長させるサマに感銘を受け、家臣達も続けとばかりに心身共に成長していきどんどん読み進めていける作品です。
某歴史ゲームで最弱の武将と知られる“小田氏治”ですが、この作品ではそうはいきません。歴史知識を用いての内政から始まり最初の合戦の準備に至るまでは、当主自ら東奔西走。加えて最弱武将の名を覆す、その神懸かった力は家臣に民にと徐々に知られ、近隣の国々にも噂として流れて行きます。最弱の武将の行く末がどうなるのか、早く続きが読みたくなる作品です。
欠点を言えば、“痛快娯楽時代劇”を無視してやたらとケチを付ける害悪な読者に睨まれてしまったことですね。史実はこうだ他の作品ではこうだ、と偉そうに講釈を垂れるなら自分が作品として書き上げれば良いのに、ただただ「善意で教えてあげている」というスタンスの評論家を気取るゴミ屑共の多いこと多いこと。
初回から、何度も読んでいますが、続きが待ちどうしいです。利休の回で批判めいたコメントが、有ったみたいですが、批判する方が馬鹿だと思います。気に入らないなら読まなければいいんです。
あくまで"痛快時代劇"なのですから!
文章を書く苦労を知らないのだと思います。
書籍化したら、絶対買います。
頑張って続きをお願いいたします。
あくまで"痛快時代劇"なのですから!
文章を書く苦労を知らないのだと思います。
書籍化したら、絶対買います。
頑張って続きをお願いいたします。
作者様の世界観が無理なく破綻せずに展開されていて、本当に楽しく読ませて頂いています
最初から3回くらい読み直しましたが、読めば読むほど私に馴染んでくれるように感じました
破天荒と言えば破天荒、正に痛快娯楽時代劇のタイトルに恥じないと思います
執筆は大変でしょうが、続きを楽しみに待たせて頂きますね
くれぐれも作者様、お身体を大切になさって頑張ってくださいませ
最初から3回くらい読み直しましたが、読めば読むほど私に馴染んでくれるように感じました
破天荒と言えば破天荒、正に痛快娯楽時代劇のタイトルに恥じないと思います
執筆は大変でしょうが、続きを楽しみに待たせて頂きますね
くれぐれも作者様、お身体を大切になさって頑張ってくださいませ
勝つか負けるかわからないような作品でなく、勝つのはわかってるけどどう勝つのか想像してドキドキワクワクするタイプの作品
小難しい時代考証やややこしい能力説明がなく、ふわっとしたチート金剛力や正体不明の次郎丸、歴女知識で勝ち進む姿はまさに痛快!
娯楽小説とはこうあって欲しいと自分が思っている理想型を読ませて貰っています。
小難しい時代考証やややこしい能力説明がなく、ふわっとしたチート金剛力や正体不明の次郎丸、歴女知識で勝ち進む姿はまさに痛快!
娯楽小説とはこうあって欲しいと自分が思っている理想型を読ませて貰っています。
史実で本拠地を落城させまくった「不死鳥」「戦国最弱」の異名を持つ小田氏治に歴女が転生した物語です。
史実では男性ですが、本作では男性として育てられたお年頃の女子。ですが、恋愛要素などは皆無で、内政や、コレクション収集には全力で励み、歴女の興味の赴くまま、自由快活に戦国の世を渡り歩いていきます。
例えば、思いついた計略をノリで実行して、隣国領主の心胆寒からしむる破滅に導いたり、意図せず忠誠度100になった忠臣たちに振り回されたりなど…笑いどころたっぷりなことに加え、主人公の嫌味のない性格で、引き込まれる展開が目白押しです。
領土意欲はあまりなく(むしろ、内政が大変になるから嫌がる)、他の戦国系の作品とはだいぶ毛色が違っていますが、とても面白いので、おすすめです!
史実では男性ですが、本作では男性として育てられたお年頃の女子。ですが、恋愛要素などは皆無で、内政や、コレクション収集には全力で励み、歴女の興味の赴くまま、自由快活に戦国の世を渡り歩いていきます。
例えば、思いついた計略をノリで実行して、隣国領主の心胆寒からしむる破滅に導いたり、意図せず忠誠度100になった忠臣たちに振り回されたりなど…笑いどころたっぷりなことに加え、主人公の嫌味のない性格で、引き込まれる展開が目白押しです。
領土意欲はあまりなく(むしろ、内政が大変になるから嫌がる)、他の戦国系の作品とはだいぶ毛色が違っていますが、とても面白いので、おすすめです!
歴史物が好きで様々な歴史小説を読んできましたが、これほど毎日楽しみで続きが気になる作品はありません。
皆様レビューでも見かけますが、まさに読んでて気持ちの良い作品です!
作者さんの戦国好きなのがヒシヒシと伝わってきます!私のイメージの織田信長や佐竹義昭、長尾景虎が崩れていきました笑 もちろんいい意味ですが!
これから接触していくあの武将はどういう表現、性格で描くのだろうと楽しみで仕方ありません。
最後に、この作品は読むとほっこりします!毎日更新は非常にたいへんなことだと思います。お身体ご自愛ください。
皆様レビューでも見かけますが、まさに読んでて気持ちの良い作品です!
作者さんの戦国好きなのがヒシヒシと伝わってきます!私のイメージの織田信長や佐竹義昭、長尾景虎が崩れていきました笑 もちろんいい意味ですが!
これから接触していくあの武将はどういう表現、性格で描くのだろうと楽しみで仕方ありません。
最後に、この作品は読むとほっこりします!毎日更新は非常にたいへんなことだと思います。お身体ご自愛ください。
数ある時代遡行・歴史改変作品の中でも、本作最大の特徴は『主人公が人を殺さない』という事です。
現代でさえ死刑は存在しているのに、群雄割拠する戦国の真っただ中に飛び込んだ主人公は合戦で下し臣下の礼を取る事を拒否した敵将を、切腹でも打ち首でもなく、生かしたまま放逐してしまいます。
現代知識、歴史知識を利用して主人公が活躍する作品は他にも多くありますが、戦国の乱世で敵将を全く討ち取らずに領土を拡大していく作品は本作だけではないでしょうか?
未だ主人公と接点のない強くて凶悪な戦国大名や僧兵は多くいます。このまま、どこまで主人公の家が大きくなるのか楽しみです。
『目指せ、不殺の天下人!』
現代でさえ死刑は存在しているのに、群雄割拠する戦国の真っただ中に飛び込んだ主人公は合戦で下し臣下の礼を取る事を拒否した敵将を、切腹でも打ち首でもなく、生かしたまま放逐してしまいます。
現代知識、歴史知識を利用して主人公が活躍する作品は他にも多くありますが、戦国の乱世で敵将を全く討ち取らずに領土を拡大していく作品は本作だけではないでしょうか?
未だ主人公と接点のない強くて凶悪な戦国大名や僧兵は多くいます。このまま、どこまで主人公の家が大きくなるのか楽しみです。
『目指せ、不殺の天下人!』
痛快娯楽と銘打ってあるのでどんなもんなんだという気持ちで読み始めましたが、偽りなしでした。
官位名やら諱やらを文章に盛り込んでくるのはリアルではありますが、現代を生きる私には正直読みづらいです。他作品でそういった記述があるものも面白いのであれば読ませてもらっていますが、歴史ライトユーザーとしてこれは誰のことで、この諱は誰のことで、と覚えるのはちょっとストレスです。まー、それがリアルでいいというのもあるのですが。
話はちょっとのチートはありますが、大体は知略とバタフライ効果。読んでいてなるほどと思う所もあり、クスッと笑う所あり。読んでいて氏子に親近感を覚えます。俺も藤吉郎は好きですが秀吉は嫌いとか共感しましたw
ご都合主義な点もありますが、そうなる要因も記述してあるので、唐突感はあまりありません。まー、ファンタジー感とリアル感をいい具合に書いているので今後どう処理していくのか期待です。
官位名やら諱やらを文章に盛り込んでくるのはリアルではありますが、現代を生きる私には正直読みづらいです。他作品でそういった記述があるものも面白いのであれば読ませてもらっていますが、歴史ライトユーザーとしてこれは誰のことで、この諱は誰のことで、と覚えるのはちょっとストレスです。まー、それがリアルでいいというのもあるのですが。
話はちょっとのチートはありますが、大体は知略とバタフライ効果。読んでいてなるほどと思う所もあり、クスッと笑う所あり。読んでいて氏子に親近感を覚えます。俺も藤吉郎は好きですが秀吉は嫌いとか共感しましたw
ご都合主義な点もありますが、そうなる要因も記述してあるので、唐突感はあまりありません。まー、ファンタジー感とリアル感をいい具合に書いているので今後どう処理していくのか期待です。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。