イチオシレビュー一覧

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火の文、水の文、風の文が読まれる昨今ですが……。


読み初めて数行。
 何度ブラウザバックしようと思った事か……。

 なろうの読者の皆さんなら間違いなくブラウザバックするでしょう!
 

……。
だけど……。

ちょっとお待ちになってくだせぇ!』

 地の文が多くて読みづらいと思うかもしれないけど、でも、でもそれでもなんか凄く読みやすく感じませんか?
 言葉選びも凄く上手でスゥっと情景が浮かんでその先が気になるはずです。
 火の文、水の文、風の文が人気だけど地の文多めも悪くない!
 
 まずは1話だけでも読んで、気になったらブクマして読んでみませんか?

長い長い物語の果てに

  • 投稿者: 退会済み   [2022年 07月 24日 13時 52分]
管理
まずこれだけの大作であることに拍手を送りたい。
やさしくはない世界で、けれど生きていく。雰囲気はシリアスだが、かといって重くなりすぎることはない。
それは登場人物たちの会話のテンポなど、ちょっとしたことではあるがそれらの積み重ねのおかげのように思う。
また長いが、それ故に読んでいくと作者の成長も見られる。登場人物たちの動きや成長と共に、作者の成長も見守って欲しい。そして作品に詰まった作者のこだわりを感じて欲しい。
主人公はその手にあるもので、どれだけを守るか。突出した何かがあるとか、そういう訳ではないからこそ必死に。そんな印象を受けました。
少しづつでもいいので、ぜひ最後まで読み進めていってほしい、そんな作品です。

シリアスも吹き飛ばすほどの、気風の良いやり取りが最大の魅力です

 ストーリーは、結構なシリアス路線を突っ走っているんですが、軽妙で元気の良い会話がシリアスさを軽減しています。

 いつもギリギリの戦闘なんですが、それでも何とかなると思えてしまうのが、主人公の主人公たる最大の強さかと。

 チートと言えるほどのチートは無い、あるだけのもので必死に仲間を守って戦う。
 どんなに困難をぶつけられても、こいつは最後に物語の帳尻を合わせられると信じられる。

 きっと、主人公の資格ってそれじゃないかな、と思える作品です。

 序盤の文章に改行が少なく慣れが必要なのが、最初に人を選ぶ難関ですが、段々と文章が読みやすくなっているのが、リアルタイムで成長を感じられます。

 むしろ、このクオリティを維持したまま、毎日、更新されているのに、リアルなチートを感じました。

 物語も締めですし、もうすぐ完結って感じがしたので、記念レビューってことで。
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