イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く戦後を生きる英雄と、王配候補の殺伐BL……ということで、殴り合いや、薬物表現などもありますが、むしろ心の傷つけ合いのほうが痛かったかも。しかし、ふたりは色々なものを失う代わりに、本当に求めていたものを手に入れます。
複雑になりそうな話をこの字数ですっきりとまとめ、現在と過去が交錯する話を読みやすく書き分けています。すごい。
使命に生きるしかない王配候補が、土壇場で解放され、自らの求めるものに向き合うシーンのカタルシスが見事でした。
殺伐としながらも、最後は気持ちの良い終わり方で、一気読みしてしまいました。1〜2時間くらいで読み切れて、しっかりした読み応えの作品をお探しの方に、特におすすめです。
複雑になりそうな話をこの字数ですっきりとまとめ、現在と過去が交錯する話を読みやすく書き分けています。すごい。
使命に生きるしかない王配候補が、土壇場で解放され、自らの求めるものに向き合うシーンのカタルシスが見事でした。
殺伐としながらも、最後は気持ちの良い終わり方で、一気読みしてしまいました。1〜2時間くらいで読み切れて、しっかりした読み応えの作品をお探しの方に、特におすすめです。
戦場帰りの『英雄』ルディウスは、女王陛下の婚約者候補カイルから疎まれているようだが心当たりがない。ルディウスは妹がカイルに弄ばれたと思ったことから制裁に向かうが、それをきっかけにカイルの秘密と彼の執着が明らかになっていく…というお話です。
殴るし殴られるし、暴言の応酬、皮肉と遠回しな嫌味が飛び交い、スピード感のある展開とひりひりとした掛け合いに痺れます。BLならではの中盤のカイルの慟哭はとにかく切ないです。
徐々に明らかになっていくカイルの思惑と散りばめられた伏線の回収に息を呑み、最後のルディウスの意趣返しはあまりにも鮮やか!
塔の上のシーンは美しい映像が目に浮かぶようでした。
最後まで読んだ方は映画を1本観たような満足感を得た後、始めから再読したいときっと思うはず!
殴るし殴られるし、暴言の応酬、皮肉と遠回しな嫌味が飛び交い、スピード感のある展開とひりひりとした掛け合いに痺れます。BLならではの中盤のカイルの慟哭はとにかく切ないです。
徐々に明らかになっていくカイルの思惑と散りばめられた伏線の回収に息を呑み、最後のルディウスの意趣返しはあまりにも鮮やか!
塔の上のシーンは美しい映像が目に浮かぶようでした。
最後まで読んだ方は映画を1本観たような満足感を得た後、始めから再読したいときっと思うはず!
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